Column コラム

まずは「ひとり」経験を繋いで違う場所で担当してみる

 

サロンワークステーションを運営している立花です。

面貸し美容室、シェアサロン、サロンワークスペースなどなど、美容師に向けたサロンワーク場所の貸し出しサービスについて、色々な呼び方がありますが、どこがどうで何が違うのか。

僕は大体のところ規模の違いはありますが、基本同じだと思っていて、自分でサロンワークスペースを運営していて「面貸し美容室ってこうだな」と捉えている事はこのような感じです。

 

登録するだけで「美容室を好きな時に使える権利」を手に入れる事だと思っています。

そして、対照的にあるのが、

通常の美容室だと思っています。

 

 

理由は、通常の美容室には雇い主としてオーナーがいるので、と言うか、仕事以外には利用する事ができないような場所なので、好きな時に使うことにならないのかなと。

練習とか撮影とか、色々とサロンを使うこともありますが、方向性としては仕事につながる事なので、やはり違います。

面貸し美容室は、サロンワークを一人ではじめる美容師に向けて、面倒なところをサロンが準備して、サロンワークに必要な道具一式を持ち込めば、とりあえずお客様をひとりづつ担当できるように整えている美容室です。

そして、面貸し美容室、シェアサロンのオーナーは雇い主ではないし、むしろスタイリストも大切なお客様で、一緒にサロンワークする仲間とも言えます。

なので、サロンを使うルール以外、指示的な事はありません。

 

そして、たまにある

「お客様が少ないんですが、大丈夫でしょうか、、、。」

なんてスタイリストがご謙遜や、ご心配をされなくても大丈夫です。

 

面貸し美容室は、今まで美容師として働いてきた経験を繋いでいける場所です。

 

この点も僕なりの考え方なのですが、ビリヤードってあるじゃないですか。

白の持ち玉を打って、目的の玉をポケットに入れる遊びですが、美容室を辞めたとき、同じように次の目的に繋げるためにどうするか。

僕たちは、資格を取って、美容師になって、練習して、入客して、お客様を掴んで、美容師をやめたらもう担当しない??じゃなくて、違う場所で担当する。

美容師以外の職に興味があればやってみる。一方で美容師も続けていくみたいな。そして就職ではないから、美容師を休んでも大丈夫。

 

だからこそ美容師の経験を活かして、お客様を「ひとり」担当してみてはいかがでしょうか。

 

ネットから申し込んで、登録するだけで、美容室を好きな時に使える権利があれば簡単です。実際にお客様が来てくれるかどうかは、打ってみないと分からない。

面貸し美容室には、同じようにお客様ひとり一人を担当しているスタイリストが利用しています。

 

いまの時代なんて大げさに言うのも変ですが、だいたいの事はスマホから申し込んで、すぐに出来る時代なので便利ですよね。

でも、はじめは色々と思うことがあると思います。

登録するのって大変かなぁ、、

そんな時は、普段使わない乗り物を利用するくらいの気分で、使ってみるのが案外しっくりくるかもしれません。

 

もし顧客様がいて、これからも担当して欲しいと言われていたら、軽く使ってみてはいかがでしょうか。