フリーランス美容師を含めた都内で従事する個人事業主、中小企業向けの助成事業の話です。
当サロンのような小規模事業者が事業拡大を目指す場合、新しい取り組みに振り分けられる資金的余裕が少ないことがあります。
自社の新しいアイデアやサービスがあるにもかかわらず、大きく資金をかけられない時に「助成事業に申請する」ことで、用途や条件はありますが総事業費に対して1/2から4/5の割合で資金提供を得られます。
ただ、助成事業は直接資金をもらうためではなく事業拡大や販売促進を計画で示すことで、書類審査を経て認められた事業者のみ取り組むことができます。
フリーランス美容師も申請して取り組む事ができる。
国や自治体では、コロナにかかわらず以前から助成事業を行なっていました。ですが申請には書類作成や事業計画などの手間の問題で、美容師では取り組む方が少ない印象を受けています。
当サロンでも、スタイリストの方達に「ウェブサイトや広告に使用できる助成事業がありますよ」と声をかけるのですが、実際に取り組んだ方は数人です。
自身の事業計画を立てる事で「見える」取り組み
副業で美容師をされている方は、自分のペースを守りながら休日など無理のない範囲でサロンワークする方法が良いと思いますが、個人事業主として本業で取り組む場合は、助成事業を活用しつつ仕事に取り組む事で「事業計画作成でやりたい事」がはっきりと見えてくると思います。
そして、事業計画作成、申請、採択通知、助成事業取組、実績報告、順にするとこのような進め方になるのですが、すべてに期日があり「実績報告」することで、しっかりと成果を把握することもできます。
採択・不採択に関わらずやりたい事があればトライしてみる
自己資金で全て支払うよりも助成されれば他に回す事ができますし、費用対効果が上がります。もし不採択でも内容を見直して次にトライすることもできるので、より良い計画を実行できるようになる事も考えられます。
全て自分で進められる個人事業主やフリーランス美容師だからこそ、助成事業にも取り組んでみてはいかがでしょうか。興味があるスタイリストさんには、準備段階から全力でお手伝いいたします。