
美容室で増える「敏感肌」などの相談
株式会社セブンツーセブンは、美容師を対象に「美容室における顧客からの肌悩み相談」に関する調査を実施しました。
調査の結果、美容師の76.7%が顧客から敏感肌などの肌に関する相談を受けたことがあると回答。美容室がヘアスタイルだけでなく、肌の悩みについても相談される場になっている実態が明らかになりました。
SNSなどで美容情報が増える中、顧客はより自分に合ったケアを求めており、美容師が身近な美容の専門家として相談されるケースが増えていると考えられています。
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知識不足や商品不足が課題に
調査では、肌悩みの相談を受けた経験がある美容師のうち、55%以上が自身の肌知識を「一般的な基礎知識レベル以下」と自己評価していることがわかりました。
さらに、肌悩み相談を受けた美容師の約5人に1人が、具体的な解決策を提示できていないという結果も出ています。
相談対応で難しさを感じるポイントとしては、
- 髪の専門家としてどこまで肌の領域に踏み込んでよいか判断が難しい
- 商品を勧めた際の肌トラブルのリスクが不安
- 店舗に自信を持って勧められるスキンケア商品がない
といった点が挙げられました。
実際に、約6割の美容師が「肌悩みに自信を持って勧められる製品が店舗にない」と回答しています。
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ヘアだけでなく“美容全体の相談窓口”へ
美容室では、カットやカラーの施術中にお客様との会話が生まれやすく、日常の美容相談が自然に集まる場所でもあります。今回の調査結果からも、肌悩み相談が美容室の現場で日常的に起きていることが見えてきました。
一方で、美容師自身が肌ケアの専門家ではないため、アドバイスの範囲や製品提案に悩むケースも少なくありません。
しかし近年は、頭皮ケア、フェイシャルメニュー、スキンケア商品などを取り入れるサロンも増えており、美容室が「髪+肌」のトータル美容提案を行う場として広がる可能性もあります。
適切な知識や製品ラインが整うことで、顧客の悩み相談に対応できる幅はさらに広がるでしょう。
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まとめ
今回の調査では、美容師の多くが顧客から敏感肌などの肌悩み相談を受けている一方で、知識や商品面での課題も存在することが明らかになりました。
美容室は、髪型だけでなく美容全体の相談を受ける場所としての役割を担いつつあります。今後は、ヘアケアとスキンケアを含めたトータルビューティー提案が、サロンの価値を高めるポイントになりそうです。
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出典
「美容師の75%以上が、顧客から敏感肌などの肌に関する悩み相談を受けたことがあると回答!」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000153473.html