フリーランス美容師として活動するために「勤務先のサロンを退職しよう」と思っても、どのような準備をしたらよいのか分からない事も多くあると思います。
今回は、勤務時には当たり前だった健康保険や年金について「フリーランスになるとどうすればいいか?」を記事にしました。離職時は色々と忙しくなるので記事が参考になればと思います。
どのようにフリーランス美容師活動をしたいのか?情報収集をしよう。
フリーランスになると就職先ではなく、自分でサロンを探して契約し担当場所を確保しなければなりません。そこで自分の求める条件面はなになのか考えていないのは、お客様の担当準備として少し心配になると思います。
例えば、サロン立地や価格など納得のいくサロン選びをすることは今後繰り返し利用する場所になるので、いくつか比較しながらサロン見学などで情報収集を行いましょう。
勤務先の退職手続きについて
サロンの情報収集を行い、働いている美容室への退職手続きを行う場合、特に重要なのが健康保険と国民年金の手続きです。
国民健康保険とは
美容師の場合、美容組合の健康保険か健康保険組合の健康保険に加入している方が多いと思います。そこから国の国民健康保険に変更する必要があります。
まず就職時の健康保険からの脱退手続きを勤め先で行います。そして国民健康保険に加入する手続きは自分で行うことになります。通常はお住まいの近くにある役所で手続きを行えますので、一度担当窓口に電話をして必要な手続きを確認しておきましょう。
その際に、国民健康保険被保険者資格取得届や離職票、印鑑などが必要になります。状況によって、必要書類が異なる場合もあります。今一度ご確認下さい。
国民年金について
フリーランス美容師になると、個人事業主になるので就職時の厚生年金から国民年金に加入しなおす必要があります。健康保険の時と同じく、厚生年金の資格喪失手続きは勤め先で行います。国民年金への加入手続きは、お住いの近くにある年金事務所へ電話をして必要な手続きについて確認してください。
その際には、国民年金被保険者資格取得書や離職票、年金手帳、印鑑などが必要になります。(配偶者が厚生年金の扶養者の場合は、配偶者の方も手続きが必要です)今一度ご確認ください。
開業の届け出を行う前に健康保険と年金の手続きを準備しよう
フリーランス美容師として準備は、今まで就職先で手続きを行っていてくれたことを一度取りやめ、自分で再加入する手続きがいくつか出てきます。これは離職時の手続きとセットになりますので、きちんと就職先の担当者に依頼して準備をしておきましょう。
最後に
フリーランス美容師として、健康保険や年金が未加入にならないように準備をしておくことは美容師活動以前の内容です。この手続きを済ませて開業にむけて進んでください。少しでも役に立てたらと思います。