月次支援金ホームページからの申請が6月16日スタートしました。
実際に申請手続きを行なってみました。その時の画像をキャプチャーしたので解説していきたいと思います。(個人の申請時レビューです)
1点だけ事前説明をさせてください。
今回の記事は「フリーランス美容師で、さらに一時支援金をすでに申請している方向け」に説明しています。
当てはまらない方は補足情報としてご覧ください。
一時支援金を申請済みの方は「一時支援金マイページ」から申請を行うと「入力情報が引き継がれて」います。そちらから進んでください。
画面指示に従って「月次支援金ページ」へ移行します。
このキャプチャー画像は「申請完了後」のものです。
事後説明になりますが、初回開いた時には「月次支援金を申請する」というボタンが表示されます。
一時保存機能について
入力情報は一時保存可能です。心配な箇所があれば調べて再開可能でした。
申請IDについて
申請を開始する前に月次支援金IDがSMSで送られてきます。携帯電話で確認してください。
ここから申請フォーム画像です。
宣誓を全てチェックします
宣誓を全てチェックします。
次に取引先情報を入力します。内容は「フリーランス美容師として対象となる項」目を選択します。
ここでは「対象月における対象措置の影響の種別」という選択があります。フリーランス美容師の場合は「Y-1区分」を選択します。
2019年の対象月と同月の取引先(1)について
この部分は「フリーランス美容師として事業取引のある会社」を自分で入力します。個人・法人を選択して、たとえばサロンワークステーションに所属している美容師であれば「サロンワークステーション」と入力します。
個人店の場合は、サロンに情報確認を行なって必要項目を入力していきます。法人の場合は「法人番号を検索する」から会社名称で検索可能です。
2019年の対象月と同月の取引先(2)について
この部分も先ほどの「フリーランス美容師として事業取引のある会社」を自分で入力します。個人・法人を選択して、たとえば美容材料屋に個人仕入れを行なっていることがあると思うので、その会社名を入力します。
この時に先を確認すると「2019から2021年まで各2社つづ入力」する必要がありました。そこで、2019年から2021年まで継続取引のある会社があれば、そちらを入力すると「コピペ」で手間がはぶけます。
あとは証拠書類を提出しないといけない場面で「見せられるもの」がある方が安心です。(事務局から証拠書類の提出を求められた場合)
その他、フリーランス美容師だと具体的な取引先が「サロンしかない場合」もあるかもしれません。このようなケースは申請受付開始から遅れて対応することがあるので、電話確認を行なってから申請する方法も検討してみてください。
また、フリーランスになる期間が短い方や、色々と取引先が変わっている方も考えられます。そのような方も事務局への電話確認をお勧めします。
取引先情報は6月16日現在では「必須」
取引先情報は6月16日現在では「必須」になっているので、お客様を担当する時に関係する店は「取引先」に当てはまると思いますので、サロン以外の取引先の取引情報をまとめておくとスムーズに申請できると感じました。
一方で、この申請をややこしくしている部分でもあります。直接美容材料を仕入れていないフリーランス美容師の方や、業者契約を行なっていないなどの事情で、証明する書類が「レシートや領収書しかない」場合も考えられます。
その場合は「対象月に緊急事態宣言や外出自粛で取引がない」という選択画面も2021年にはありましたので、そちらも選択してみてください。(対象画像がありません)
今回、私の場合は「2019から2021まで継続して振込支払いをしていた2社」を入力しました。
基本情報と事務局からの連絡先は、情報が引き継がれていますので確認しながら埋めるだけです。(一時支援金申請済みの場合)
口座情報添付についても情報が引き継がれています。
特例適用の選択については、申請日がもうすこし先になっていますので、受付開始日を待ちましょう。
2021年の対象月の事業収入
対象になる月の売上台帳を画像ファイルかPDFにしてアップしてください。
宣誓・同意書の添付について
月次支援金に宣誓・同意書を添付する必要があるため、印刷後に署名して「画像ファイルまたはPDF」でアップしてください。
様式はこちら
https://ichijishienkin.go.jp/getsujishienkin/assets/files/m_sensei_doui.pdf
このあたりから「最終ページの申請する」までは前回申請情報が引き継がれています。とくに変更がない場合は確認しながら最後まで進んでください。
最後に「申請する」で完了しますが画像に残っていないページがあります。
初めの方に「2019年から2021年の対象月を選択する」画面
後半に「2019から2021年の各月の売上金額入力」画面(今年の4.5.6月が空欄になっています)
この部分については、申請後確認する時にウェブ表示されなかったため省略しましたが、基本的な情報は前回申請時情報が引き継がれていますので、手間はかかりませんでした。
ただ、空欄になっている「4.5.6月売上」金額を事前にわかるように準備しておくと申請がスムーズになります。
最後に
今回の月次支援金申請ですが、フリーランス美容師としては「取引先」の部分がどう対処するか考える部分になると思いました。
このあたりについては「事務局コールセンター」に電話確認を行なって解決方法が明らかになったら再度記事にしたいと思います。フリーランス美容師として申請可能な支援金や補助金事業があれば積極的に活用することで、すこしでも厳しい状況を乗り越えやすくなると思います。
対象者の方は将来の事業活動のためにも、有効活用していただけたらと思います。